ユニゾホールディングス㈱(3258) 平成30年3月期 第3四半期決算短信
― 3 ―
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期末の資産合計は、757,846百万円となり、前期末比123,979百万円の増加となりました。これは、オ フィスビル取得等により有形固定資産が前期末比119,543百万円増加したこと等によるものです。
当第3四半期末の負債合計は、661,922百万円となり、前期末比104,542百万円の増加となりました。なお、当第 3四半期末の有利子負債残高は前期末比101,667百万円増加いたしました。
当第3四半期末の純資産合計は、95,923百万円となり、前期末比19,437百万円の増加となりました。平成29年7 月に公募増資等を実施したことにより、資本金が5,647百万円、資本剰余金が5,647百万円増加したこと等によるも のです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
(平成30年3月期の業績見通し)通期の連結業績見通しは、平成29年10月26日に公表しました業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、 平成30年1月31日公表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、期末配当は、既公表の利益配分に関する基本方針に基づき、1株当たり40円を計画しております。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
平成29年7月18日付で米国に連結子会社であるUNIZO Real Estate DC Nine, LLC を設立いたしました。その後 平成29年9月19日に増資を実行した結果、当該連結子会社は特定子会社となりました。
平成29年8月22日付で米国に連結子会社であるUNIZO Real Estate NY Four, LLC を設立いたしました。その後 平成29年9月1日に増資を実行した結果、当該連結子会社は特定子会社となりました。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。ユニゾホールディングス㈱(3258) 平成30年3月期 第3四半期決算短信
― 4 ―
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
(会計方針の変更) 収益認識基準の変更
第1四半期連結会計期間より、ユニゾグループはテナントよりの賃貸収入についての収益認識基準を契約書 に基づき収益を認識する方法から解約の可能性が高い又は相当程度の不確実性があると判断される場合を除い た期間(賃貸人が退去しない可能性が高い期間が合理的に確実な期間)の段階賃料も含めた契約総額をフリー レント期間を含む当該期間に亘り均等に認識する方法に変更しております。
ユニゾグループは、海外賃貸物件が増加し、賃貸可能面積も国内と同規模となり、海外の重要性が大きくな っ て お り、 フ リ ー レ ン ト 期 間 に よ り 収 益 が 大 き く 変 動 す る 状 況 と な っ て お り ま す 。 第 三 次 中 期 経 営 計 画 「GLOBAL PROMINENCE 2019~グローバルな成長・進化を目指す」(平成29年4月28日公表)の策定を機にユニゾ グループは、ユニゾグループの実態をより適切に反映させるために収益認識基準を変更するものであります。 当該会計方針の変更は遡及適用され前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度については、遡及適用後の 四半期連結財務諸表及び連結財務諸表となっております。
こ の 結 果、 遡 及 適 用 を 行 う 前 に 比 べ て、 前 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 売 上 高 は 477,740 千 円 増 加 し、 営 業 利 益、経常利益、税金等調整前四半期純利益はそれぞれ473,528千円増加しております。
また、前連結会計年度の期首の純資産の帳簿価額に反映された会計方針の変更の累積的影響額により、利益 剰余金の前期首残高は596,141千円増加しております。
(4)追加情報
(連結子会社の事業年度等に関する事項の変更)
ユニゾグループは、海外賃貸物件が増加し、賃貸可能面積も国内と同規模となっております。
このため、ユニゾグループは、連結決算期と決算期が異なる海外連結子会社について、当該連結子会社の決 算を基礎として連結決算を行っているので、当該決算期の相違による影響が大きくなっております。
第三次中期経営計画「GLOBAL PROMINENCE 2019 ~グローバルな成長・進化を目指す」(平成29年4月28日発 表)の策定を機に、ユニゾグループは、連結財務諸表にユニゾグループの実態をより適切に反映させるために、 UNIZO Holdings U.S., LLC、UNIZO Real Estate One, LLC 及 び UNIZO Real Estate Two, LLC 他 13 社 の 決 算 期 を 第1四半期連結会計期間より3月31日に変更しております。
この決算期変更に伴う平成29年3月1日から平成29年3月31日までの1ヶ月分の海外連結子会社の損益につ いては、利益剰余金に直接加算しております。